2021/07/18 22:45

暑さに加えて、強い紫外線、冷房による室内外の温度差&湿度差、夏の肌環境は年々厳しさを増し、その過酷さは冬以上ともいわれます。汗や皮脂で湿っているため、しっとりしていると勘違いしやすい、実は夏肌の内側では水分が失われ、着々と乾燥が深刻化しています。
湿度が10%もない乾燥地域と異なり、湿度の高い日本の夏は“肌が乾燥している”と感じにくい、日本にいるからこそ夏は常に乾いている状態を引き起こしかねない、水分を補うことを怠ってはいけないのです。
なぜなら、乾燥はあらゆる老化の引き金になるため、放っておくと、シミ、シワ、たるみ、くすみなど、深い肌トラブルにつながっていきます。
お肌に水分を与え、長時間お肌に閉じ込めておくことが大切です。
潤い肌をキープするための、基本的な3ステップ:

ステップ1「1日の汚れをしっかり落とそう」

一日の終わりには、汗、皮脂、外部環境からの汚物などをきれいに洗い落とす。できれば、蒸しタオルをお顔にあてたり、湯船に使ったりして、血液循環をよくしてあげると、肌のすみずみにうるおいが届きやすくなり、乾燥しにくくなります。洗顔はスキンケアの第一歩であり、とても重要な一歩であると言われています。

ステップ2「化粧水の後に必ず油分でふたをする」

化粧水や美容液で水分をしっかりチャージ。そして、必ず乳液やクリーム、オイルなどの油分でフタをしましょう。ベタつきが苦手という人は、さっぱりタイプを選ぶことをおすすします。

ステップ3「紫外線のダメージを受けない、守る」

紫外線は水分を蒸発させ、コラーゲンを傷める、肌ダメージの元になると言われています。しっかりブロックしなければ、どんな高級スキンケア使っても無駄になるかも……。顔だけではなく、首、デコルテ、腕、手の甲など保護したい箇所に日焼け止めをつけることをおすすめします。